2016年1月26日火曜日

【実録】tksuzuka (ほぼ)遭難する

どうもtksuzukaです。



【1/25 6:00】
前日から雪に見舞われており(雪かき2回)、早朝から雪かき確定の天気予報とその傾向(先ほどの雪かき2回が深夜の段階で帳消しになりそうな積もり方約20センチ)があったため6:00に起床し、車を出せるための雪かきを行う。

【1/25 7:00】
大雪確定のためいつもより40分ほど早く出勤。低速ではあるが前に進むため諦めながら車を進める。途中、タイヤ痕と圧雪が重なりディズニーのアトラクションのような上下運動が起こるも無表情でアクセルを踏み通過する。

【1/25 8:00】
残りの道のり約3分の1となる県道へと入る。ここまで1時間とかかったので「多分あと30分位で着くんじゃね?」と見積もる。

【1/25 9:00】
着かない。

【1/25 10:00】
動かない。

【1/25 10:30】
ようやく進むも前に立ち往生しているトラックを発見する。どうもこれが原因らしく対向車が進みその後代わりにトラックをかわしながら対向車に接触しないように慎重に車を進める一同。もちろん私もその一味であった。
その後、立ち往生した車がもう二台ほど存在しました。

【1/25 11:30】
自宅を出発し4時間30分後に到着。いつもより4時間遅れの到着ではあるが、停車中に会社へと連絡していたのでお咎めはもちろん無し。
社内はいつもより閑散とし、機械の音も人の気配も疎らなまま業務を行う。

【1/25 17:30】
退勤。さてここからどうやって帰宅しようか? いろいろな手段を模索した上でいつもの帰宅方向とは違う道へとハンドルを切る。
普通の道では雪のため悪路&渋滞が確定的なのでそれを避け、高速道路を利用し悪路&渋滞を避ける目算を立てる。

【1/25 18:30】
インターチェンジまで向かう途中で案の定渋滞である。
停車中、どうやら目的のインターチェンジが上下ともに通行止めであることをラジオで知り、Uターンを決行。スタンダードな国道を使用しノロノロ運転でいいから自宅を目指すことに。

【1/25 19:30】
動かない。

【1/25 20:30】
動かない(その2)。

【1/25 21:00】
進むのを諦め途中の交差点で右折し国道(もはや酷道)を抜けることに。
路面の雪にタイヤを取られ立ち往生するトラックあり、右折する途中で中央分離帯で立ち往生するワゴン車があるも、それを横目に国道を抜け出す。
退社をして3時間30分、再び会社の前へと戻ってきたのであった。

【1/25 21:10】
朝来た道を使おうと車を進め途中のコンビニで買い出し。おにぎり・弁当・サンドイッチ・パン、全て全面である。なお、配送トラックがやはり来なかった模様。
そこで残っているドーナツ・ワッフル・カロリーメイトを購入し腹ごしらえを行い朝来た道を逆走し帰宅することを決意。

【1/25 21:20】
20メートル進んだところで止まる。先々にある無数のテールランプを見るにどうやらここも案の定渋滞している模様。適当な交差点で適当に曲がるもすぐに悪路となり、引き返すのが難しくなる前に断念し再び来た道を戻る。

【1/25 21:50】
先ほどとは違う道を経てコンビニ(さっき寄ったところとは違う)に立ち寄り買い出しを行う。買ったものは、バスタオル・ホッカイロ(大・小)・カロリーメイト(フルーツ・メープル)・いろはす1.5リットル・カップヌードルBig である。
ここでtksuzuka氏、車中泊を決意する。

【1/25 22:00】
4時間30分ぶりに会社へと戻り雪で大半が機能不全に陥っている駐車場へと車を進め、その中でも機能している駐車スペースへと車を停める。そして車内の暖房を25度まで落としシートを180度倒し、いつも腰に当てている車内のクッションを頭に置き枕代わりとした。

【1/25 22:10】
体中にホッカイロを貼り体が冷え込むのを防ぎ、バスタオルを布団代わりにし眠りに就く。



【1/26 7:00】
起床。昨日よりは多少マシ(あくまで昨日より)になった雪加減を視界に入れつつカロリーメイトを頬張り、食べた後は車内にあるウェットティッシュで顔や手を拭き、目覚ましの代わりとする。

【1/26 8:30】
勤務開始、機械の音も人の気配も昨日よりあるがフルとは行かない模様。

【1/26 17:30】
退勤。昨日と同じ轍は踏まぬように予め高速道路の状況を調べ、目的のインターチェンジが機能していることを確認し車を発進させる。作戦は昨日と同じ高速道路を使った帰宅である。

【1/26 18:00】
途中で捕まるも動くだけマシとする。

【1/26 18:30】
車中泊もあってがガソリンが4分の1くらいだったのでガソリンスタンドにより給油を行う。給油後、どう見てもインターチェンジまでは辿り着けないと悟る。

【1/26 19:00】
道中、除雪がしっかりしており普通に走らせることが出来る道と、除雪がされていなく文字通り凸凹道となっていてUSJのアトラクションのような上下運動が起こる道もまだあるようで判断が難しいなど。
そして会社の駐車場へ車を停め、最寄りの駅を目指して荷物を抱えtksuzuka氏は歩き始める。

【1/26 19:30】
事前に電車が遅れていないことを確認した上で電車を待つ。遅延情報が5分おきに流れてくるあたり、まだ正常とは言えないようである。

【1/26 19:45】
到着予定時刻を過ぎるも電車は来ない。

【1/26 20:00】
電車が到着するアナウンスがあったのでホーム出ると電車がこちらに向かってやって来る。
するとホームに入った瞬間に

ポーン!

と電車の天井から発煙筒らしきものが発射され辺りが白い煙に包まれる。あまりにも予想外の出来事に頭に「???」しか浮かばないtksuzuka氏を尻目にご近所の人達が電車へと駆け寄る(なお無人駅)。
聞こえてくる会話から察するに、どうも途中の踏切で車を巻き込んだとかなんとかとか聞こえてくる。
切り札である電車が使えないと判断し再び自分の車へと戻ることに。
(駆けつけた人達がその後110や119をしておりましたのでご安心ください)

【1/26 20:30】
2日連続車中泊の可能性が高くなる中、当てもなく車を走らせるtksuzuka氏。取り敢えず一縷(いちる)の望みを賭けた記憶があやふやな帰路を辿ることにする。道中、立ち往生するトラックを横目にアトラクションとまではいかなくとも凸凹した悪路を突っ切る。
先ほどの事故の連絡を受けたであろう消防車・救急車のサイレンが響く中、対向車にパトカーを確認し半ばヤケになりながら「お疲です!」と声をかけるtksuzuka氏。
そこでふとあることに気がつく。

「町中にある警察署からここまで辿り着くということは……」

先程まで不安を煽る悪路の上下音だったのが、今度は不安を徐々に打ち消すものになっていく。その後すぐに停車しGoogle Map大先生を立ち上げカーナビ代わりとし、再び車を発進させる。

【1/26 20:45】
徐々に雪が消え失せ市街地へと近づくのが街頭や店の看板の光で確認できる。

【1/26 20:55】
遂に何十年も見慣れた交差点へと入り停車し確信を持つ。

【1/26 21:00】
実に38時間振りの帰宅である。嬉しさのあまり「オレは辿り着いたぞー!!!!!!!!!!!!! ジョジョー!!!!!!!!!!!!」と車内で奇声を発し帰省を喜ぶ。



【総評】
雪国は辛いよ。

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